介護施設で勤務する職員の不満とは

超高齢社会の進行が話題となる中、介護施設の人手不足の状況がより深刻化の様相を呈しています。老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅、ケアハウスなどの介護施設では、思うように人材の確保ができないという状況が続いています。現場で活躍する介護職員の仕事は実に多岐に渡り、利用者の日常生活の介助がメインになりますが、それ以外にも山ほどの仕事が待ち受けているのです。入所者の中には認知症を患っている人や身体の不自由な人もいるため、対応は決して楽ではありません。中には、その方々への対応の難しさに直面することで、介護現場から逃げ出すという人もいるほどです。しかしながら、そのような厳しい事態を逆に成長の糧にするという人がいるのも事実です。先輩介護士の助言やアドバイスを聞きながら、自分自身のレベルアップやスキルアップを実現することもできるのです。
少ない介護職員で現場を切り盛りするため、一人の介護職員が面倒を見なければならない人は多くなります。当然ながらホームヘルパーやケアマネージャー、ケースワーカーなどのストレスもたまることになるでしょう。不平や不満、ストレスなどを抱える介護職員にとっては、それを相談する人がいることで大きくその状況が変わることが期待できます。介護施設の運営責任者やマネージャーにとっては、介護職員の業務にまつわる不平や不満を相談することができる態勢づくりが何よりも大切と言えるのかもしれません。